ソラノ official

お金、夢、交友関係、恋愛沙汰… そんな人生におけるお悩みポイントもろもろについて科学的に、たまには哲学的にも書いていくブログです。全部がうまくいくように欲張っちゃうくらいがちょうどいいと思いませんか?

白黒げぇむ

誰かが言った…

 

人生は一列つなぎのオセロのようなものだ。


全ての人は、生まれたときに祝福の "白" を授かる、
そして苦労や挫折、世の中の不条理を味わってたくさんの "黒" の駒が並ぶ。


それでも、いつかどこかで、どんなに遅くてもいい、たとえそれが死ぬ間際でも構わない。


いつかどこかで、喜びの "白" を置けたなら、今までの "黒" は全て幸せの "白" にひっくり返るんだ。

 

ふざけるなよ、そんなに簡単にいくはずねぇだろ。

 

最初にこの話を聞いたとき、僕はそう思っていた。

 

なにをやっても上手くいかなくて、やっとチャンスを掴んだと思っても、結局期待だけさせられる始末。

 

そんなことを何度も繰り返していた。

 

すべて白にひっくり返るだぁ?そんなの…そんなことあるわけ……

 

夢を追いかけて何年経っただろうか。

 

親や元友人・元同僚、今まで馬鹿にしてきた全員を見返してやると、元居た場所を飛び出して、どれだけ経っただろうか。

 

 

でも、もしこの先夢が叶うことがあれば、どれだけ幸せなんだろう。

 

今まで苦労した分、その喜びはきっとすごいものなんだろうって…

 

少しだけ期待している自分がいた。

 

 

もう少し、もう少しだけ。そう思い続けて、また何年か経っていた。

 

苦労した分だけ、黒を置いた数だけ、喜びは大きくなる。

 

そう思って、どんなことにも耐えてきたつもりだった。

 

そう、「つもり」だったんだ。

 

 

努力したつもり、頑張ったつもり。

 

今まで、僕の夢が叶わなかったのは、今までしてきたものが

 

努力じゃなかったからなんだろう。

 

 

でもある時、そう気づけることがあった。

 

気づかせてくれる人がいた。そいつは今では隣で笑っている。

 

なにも上手くいかない自分を、ずっと支えてくれて、時には厳しい言葉もかけてくれた。

 

 

 

そんなこともあり、また歳月が流れて、僕はいつのまにか少し有名人になっていた。

 

夢が叶いだした。時間はかかりすぎたが、そんなこと忘れるくらい夢中だった。

 

また時間が経ち、果たして、あの頃の夢をかなえることができた。

 

今では、また新しい夢に向かって突き進んでいる最中だ。

 

「一生、ガキの心は忘れない」

 

そう思って、常に何かを追い続けている気がするな。

 

 

さぁ、そろそろ筆を終えることにしよう。

 

人生は一列つなぎのオセロのようなものだ。


全ての人は、生まれたときに祝福の "白" を授かる、
そして苦労や挫折、世の中の不条理を味わってたくさんの "黒" の駒が並ぶ。


それでも、いつかどこかで、どんなに遅くてもいい、たとえそれが死ぬ間際でも構わない。


いつかどこかで、喜びの "白" を置けたなら、今までの "黒" は全て幸せの "白" にひっくり返るんだ。

 

一度は馬鹿にしたが、それでも否定はできなかった。

 

ずっと期待していたから。

 

そして本当の "白" を置くことができた、振り返ると大量の白があった。

 

今思えば、無駄かもしれない努力も、本当の努力に気づくためには必要な時間だったかもしれない。

 

 

不器用なりに、バカなりに、歩いてきた。

 

それが愚かなことでも、絶対に歩くことはやめなかった。

 

無駄な努力はあるかもしれないが、無駄な時間なんてきっとないさ、進もうとしているなら。

 

 

もしこのメモを最後まで見てくれる人がいるなら、忘れないで欲しい。

 

「考えることをやめるな、歩みを止めるな。」

 

たくさんの黒を置いてほしい。それが僕の想いだ。

 

きっといつか白は置けるから。

そして振り返ると、たくさんの幸せの白で溢れているはずだから。

 

 

僕自身、まだまだ黒を並べている最中だ。共に頑張ろう。

 

このメモはそろそろ終わる。今までを少し振り返っているだけだしな。

 

また死ぬときにでも、書き留めることにしよう。

 

もっとたくさんの白があることを願って。