バイトするなら、頭に入れておくべきこと。
現在、この国において、多種多様のアルバイトが存在しています。
- 飲食店(ホール、キッチン)
- コンビニやアパレルなどの販売系
- ピッキングやシール貼りなどの派遣系
書き出すとキリがないくらいあるので、このくらいに止めておきます。
そしてこの「アルバイト」というシステムですが、これは自分の時間を売ってお金を得ているだけだ、という認識がない人が多すぎる気がします。
(特に大学生の場合に多い)
だから、アルバイトなんかせずに自分のしたいことに精を出したり、大学の勉強・研究に力を注がなきゃいけないんだ!
もちろん、そうできたら最高なのですが、そのためにはお金が必要で、そのお金を得るのは本来かなり難しいことです。
だからアルバイトという方法で、時間を売ってお金を手にする
でもせっかく時間を売るなら、他にも色々もらっちゃおうぜ。
今回はそんなお話です。
時間を売って、お金と経験を買え!
どれだけ忙しくても、1時間で900~1000円という時給のものがほとんど。
ですが逆に、どれだけ楽なもの(そんなものは少ないですが)でも、時給900円前後なものがほとんど。
このことはほとんどの人が理解できているはずです、だからみんな「楽で、時給の高い」バイトを探すんですよね。気持ちはわかります。
でも人は1時間あれば、実は結構いろいろできます。
その1時間を、約900円に変換するのはあまりにも、もったいない気がしてならないのです。
「いや、ただ変換するだけじゃなくて、経験や人付き合いも得ているよ!」
そういうことを言う人に限って、なにも得ていない。
そんな気がするのは僕だけでしょうか。
「バイトで培った〇〇という経験が~~」とかいう就活生のセリフは、あながち間違いではないとも思います。
何度も言いますが、僕が言いたいのは、バイトで時間を売る時には「お金だけじゃなくて、経験も獲得しろ!」
これだけなのですが、口ではそう言えても、実際に得ている人は、ごく一部なんでしょう。
ではどうすれば経験も得ることができるのか?
ということを話していきたいと思います。
経験を買う条件は、意識を変えること。
バイトだけでなく何に関しても言えることなのですが、むやみに回数や時間をかけたって、得れるものは少ないです。
いきなりですが、元阪神タイガースの掛布選手にまつわるこんな話があります。
掛布選手は、毎日500回素振りしたから、ミスタータイガースになったと言われてます。
でも実はプロ野球選手なら全員、それくらい素振りしています。
では、なぜ掛布選手はミスタータイガースになれたのか?
それは、500回の1回1回を、ピッチャーが誰で、何球目で、どう投げてくるか、意識しながら振っていたからなんです。
勉強しようとしても、成績は伸びません。
練習しようとしても、上達はしません。
どんな世界においても、強者である人たちの頭の中は
上手くなるために練習をするように、なにかを得るために努力がついてくる。
そうとしか考えていないのです。
話がアルバイトから逸れてしまいました。
本当にお金がなく、そしてバイトしか手段がない。というのなら話は別です。
でも、ほとんどの学生は親に学費を出してもらっていると思います。
その貴重な4年の1時間をたった900円に変換するのはもったいないです。
だから、どうせ働く予行練習をするのなら、もっと経験やスキルなどを得たほうがいいでしょ?
そして、その経験やスキルなどを得る方法はもうわかりますよね。
意識する。
それだけでいいんです。
料理スキルを上げたいなら、一つ一つの料理に気持ちを込める。
接客スキルを上げたいなら、1人1人のお客さんとの会話の一言一句にまで気を付ける。
流れ作業にしないこと。
それだけで、いいんです。
でもそれって難しいと思いますが、意識の変え方はいくらでもあります、僕も紹介しています。
バイトするなら、経験やスキルも得よう。
そう思うだけで変わるものです
やりたくないことなら変えて、得たいスキルが身につくようなバイトを選びましょう。
アルバイトを馬鹿にする人は多いと思うけど、僕はそうは思いません。
ただ、流れ作業にしてただ自分の時間を安いお金に変換するだけ。
というのは本当によくないと思います。
どうせ時間を使うなら、お金以外もたくさん貰っちゃおうぜ!
それだけのことを長々と話してきました、ここまでご覧いただきありがとうございました。
では、明日からあなたのバイトへの取り組みが変わることを願っています。